オリジナルパッケージ第二弾:手渡ししたいバッグ型

今回はアロマオーナメント「パフュームボトル」に使っているオリジナルパッケージをご紹介します。
オリジナルパッケージを作る商品として、このアロマオーナメント「パフュームボトル」に決めた後すぐ、スタッフは頭を抱えました。
この商品は、手作りの石膏でできたアロマディフューザー。
ボトルの形がキュートで、更に上質なアロマオイルまでついているという、女の子ならもらった時テンションが上がるとっても素敵な一品です。
「商品のトーンに合わせて、柄はピンクとゴールドのシェブロンを使おう」「それを大人っぽく黒で引き締めたらおしゃれだね」
キーとなる色柄のイメージはすぐに固まりました。
しかし大きな問題が。
この商品、外箱が円柱型なのです。

BALLONアロマディフューザー

私たちの中でオリジナルパッケージは、簡易的な“ラッピング”と違って、その商品の足し算になるための特別な装い。
円柱の箱を更に紙箱で覆うような無粋なことはしたくない、かといって包装紙で巻くのではオリジナルパッケージの意味があまりない・・
このジレンマを乗り越えたのは、円柱の側面を立てたときのことでした。

パフュームボトル外箱
BALLONアロマディフューザー:オリジナルパッケージ行程

パッケージをデザインするスタッフが、下をすぼめて丸めた紙に、側面を縦にして入れてみたのです。
すると、紙の幅が底面の直径よりも狭くなる位置ですっぽりと止まり、まるで商品が礼儀正しく直立しているような出で立ちになりました。
「周囲のカーブはどう包んでもなかなか素敵なパッケージにならない」と悩んでいた私たちにとって、これはとてもおもしろい発想の転換でした。

基本形が決まり、あとは詳細を詰めていく作業に入ります。
このままでは某ポテトみたいなので(笑)プレゼントに最適な形にするために必要なものを考えていきました。

・手渡ししやすく、工夫を凝らしていて華があること
・上下を閉じ、どの角度になっても安定していること
・受け取った方が、その後何かに使えるようなものであること

BALLONアロマオーナメント:バッグ型のパッケージ

形状や紙の厚さなども、これらに適した条件で作り込んだ結果、バッグ型のパッケージにしました。
私たちのひとことギフトは、かしこまった贈り物の一歩手前。
ちょっとしたご挨拶や御礼に、手渡しでお使いいただくことが多いので、受け取った方がそのままお持ち帰り頂けるバッグ型は使いやすいだろうな、と考えたのです。
そうして出来上がった第二弾パッケージ、メッセージもしっかりと引き立って見える自信作になりました^^

かわいい石膏と癒されるアロマの香り、仕事で頑張る女の子に「お疲れさま」や「がんばってね」のメッセージで、是非プレゼントしてあげ下さい。
その後、ペン立てとしてパッケージが再利用されていたりすると、私たちは更に嬉しいのです?

(オクリモ編集部 高崎)