ロゴデザインのこだわり

オクリモのロゴに込めた想い

大切な想いをしっかりと、でもさりげなく「ひとこと」に込める。
そのポリシーは、ロゴにも反映されています。

オクリモのロゴは、「贈」という文字をモチーフとしたギフトボックスです。
少しの気配り、労いの気持ち、小さなありがとうを丁寧に包んで届ける、
そんな暖かい気持ちに寄り添うサービスを表して、すべての人がわかりやすいデザインにしました。

また、若紫+鬱金+紺鼠という配色は、日本の伝統色で構成しています。

若紫・・・1000年前の染料の最高峰、高貴で繊細な色の象徴です。
鬱金・・・ウコンが持つ病気予防効果で、幼児の肌着や骨董品など大切なものを包む・守る用途に使われました。
紺鼠・・・江戸時代、人々はわずかな色の違いに名前をつけて、主役にならない色を粋に楽しみました。その中の1色です。

それぞれ意味がありながら、ビビットではなく少し地味で、ニュアンスを楽しめる色たち。
これは、あくまでプレゼントは引き立て役であり、主役は“贈られる人”であるという考え方に基づいています。

そして、ゆらぎがトコトコ歩いているような「オクリモ」の文字。

これは全国さまざまなモノづくりの会社さんに直接“足を運び”、モノに込められた素敵なストーリーと情熱をたくさん聞いてきたことを表しています。
我々の「もっともっとみんなが気軽にプレゼントを贈れるように、日々の気持ちを言葉にできるように、ひとことギフトというコンセプトでそのきっかけを作りたい」という話に耳を傾け、商品のこだわりや想いを語って下さった会社さんたちです。

そのストーリーは、聞いていて思わず引き込まれてしまいますし、大切に作られたアイテムにとても愛着が湧きました。
この“歩いている”オクリモの文字は、その証なのです。

ロゴデザインがここに行き着くまでには、何度も何度も、納得行くまで作り直しました。

「カジュアルになりすぎない明朝体で」
「もうすこし柔らかくゆらぎを出したい」
「贈り物ということがわかるように」
「見た人の印象に残るように」

デザイナーも妥協せず細かいオーダーに向き合い、最終的にはオクリモのメンバー誰もが納得できるロゴを作ることが出来ました。

まだ生まれたてのオクリモですが、このロゴに込めた気持ちを大きく育てていきたいと思っています。
多くの人に目にしてもらえるように、みんなが嬉しい言葉を贈り合えるように。

(オクリモ編集部 高崎)